むちんブログ

むちんのブログだよ。飽きたらやめるよ。

中古の『おいでよ どうぶつの森』を買い漁って思った真面目そうで真面目じゃない少し真面目な話。

みんな覚えてる? ニンテンドーDSソフト『おいでよ どうぶつの森

むちんも死ぬほどやって、でもリアル引っ越しを繰り返すうちに

どっかに行っちゃってなんか切ないなぁと思ってた1本。

今日、秋葉原に行ったんだけど

目当てのものが全然なくてしょんぼりしたので、

今世紀最大級にくだらないことに金を使ってみたよ!

 

 

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はい、ドン! 行く先々で見かける度におい森を買ってみた!

合計4本!

今日は全部起動させてみた感想とか、

おい森の思い出なんかをぼんやりと書いていこうかなと思うよ!

たまにやりたくなる長文真面目系ちゃらんぽらん

ブログになる予定なのでそういうノリが

嫌いな人は読まなくていいと思う!

読みたい人だけ続きからどうぞ! 写真は多めだよ!

 

 

まずは1本目起動!

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この時点ですげえ懐かしかった。

ああ、そうそうそう。こういうのこういうの。

こういうのだったよね。おい森

この頃はひとつの家に複数人の住人データを

登録できたんだよね。兄弟とかいる人は1本を

共有してた人もいるのかな。

私は、女の子キャラと男の子キャラひとりずつで作ってました。

 

 

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今も昔も変わらない。こうやって置くよね。荷物。

とび森の方、もう荷物置ききれなくなってきててやばい。

どぶ森バンク欲しいって結構まじで思ってる。

 

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たぬきちのデパート、すげえ。

これ買い物すごいしないと建たないやつだよね。

すげぇって思った。

 

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もちもの拝見。お金持ち。金のパチンコもある!

 

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住人にも話しかけてみる。

一体いつぶりの会話になるんだろう。

長く離れていたはずなのに、受け止めてくれる

まきばの心の広さ is まぶしい。

 

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当たり前みたいに返事をしてくれる。

どぶ森の優しい世界。すき。

 

 

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すげえ凝ってる。ハウジングめっちゃ綺麗。

 

 

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2本目。

タイムスタンプが狂ってて、住人が全然起きてなかった。

でもこの人もすごい。おうちは好きなものいっぱいって感じだった。

 

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きんのアイテム。出すのすごく大変なんだよね。

集めたんだなぁ。すごいなぁ。

 

 

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3本目。まさかのデータなし。

売る時に、消してから売ったんだと思う。

(同じ店で買ったもう1本はデータがあったので、

リセットをかけるお店じゃなかったっぽい)

男らしい。女の子かもだけど。

ほんで、ちょっと切ない。

 

 

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最後の1本。

これは、ちょっと意外な展開だった。

 

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このソフト、キャラデータはあるけど、

チュートリアルを終えていない状態だった。

 

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もちろん、住人もみんなはじめましてって言って来る。

 

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買ってすぐ合わないって思ったのかな。

それとも、2周目やろうとしてやっぱいいやって

なったのかな。中古のゲームにはドラマがあった。

 

 

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せっかくなので、何もデータの入っていなかった

ソフトに村をつくることにした。

 

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思えば、DSのどうぶつの森は、私にとって初めての森だった。

 

 

ここからは、しぬほど暗い話になる。

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当時私はガキながらも人生に挫折してて、

大学を中退して、夢も諦めて、どうしようもない毎日を送っていた。

 

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飯も食わず、眠る時間も不規則になって、

心身ともにどうしようもないゴミクズと化していた

私が、なぜかスイッチを入れたいと思った、

それが買って放置してたどぶ森だった。

 

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人の笑い声や、怒る声が苦手でテレビも

アニメも観られなくなっていた私に、

森の世界はただただやさしかった。

 

 

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リアルタイム連動の森は、昼夜逆転生活をしていると

できることがほとんどない。

それでも、ひと晩中つりをしたり、

花に水をやったり、時々起きてる夜更かしな住人に

話しかける時間はとても心地よかった。

 

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いつしか、私ももっと昼の世界の中で生きてみたいと思うようになっていた。

もう1度、ああいうひだまりの中で、

虫をとったり、フルーツを売ったり、夜に会えない住人たちと

話をしてみたいと、そう思った。

 

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幸いなことに、今、諦めていた夢はほんの少しだけ叶った。

それで食っていけるということが、

どれほど幸せなことか痛感している日々だ。

 

この中古ソフトを手放した人たちは、

今どういう風に生きているのだろう。

ゲスな好奇心で始めた変態的な散財行為は、

なんとなく私の中の懐かしくて苦い記憶を掘り返した。

 

生きてりゃいいこともあるかもね。

合う合わないはあるだろうけど。

どぶ森はなんとなくそう思わせてくれる

何かがあると、私は思っている。

 

 

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まあ、こいつだけは現実の非情さを突き付けて来るんだけどな!

ちくしょうめ!